アボカドの種の栄養
この間アボカドの種を食べました。
しぬほどまずかったです。という話をしましたが、
やっぱり興味があり、図書館で調べてみました。
本によると、
アボカドの種には、
13,6%のタンニンと13,3%のデンプンが含まれているそう。
そして、種から抽出したオイルには、
カプリン酸 0,6%
パルミチン酸 23,4%
ミリステン酸 1,7%
ステアリン酸 8,7%
オレイン酸 2,5%
リノール酸 24,1%
リノレン酸 2,5%
が含まれているそうです。
最後の3つくらいしか聞いたことがあるものがないので不安になったら
すぐ後に、『これらは全部有益な脂肪酸です。』と書かれていました。
よかった。
でもラットに種を粉砕してコーンミールと混ぜた物を与える
実験がでていたり、なんだかやっぱり良くない説もあるのかな。
とにかくまずいのでもう食べませんけどね。
ついでにアボカドオイルについて。
こっちは私は大好きです。
ドレッシングに使います。
皮膚の浸透性が高く、アレルギー性は低く、
皮膚を柔らかにする働きがあり、
日焼け防止にも効果的。
ふむふむ、これからは日焼け止めにも使おう。
と思っていたら!
こんな情報がありました。
~アボカドのインク~
種のタンニンは空気に触れると赤色に変色するので、
この性質を利用して、スペイン人がアメリカ大陸に侵攻した際
多く用いられた。リネンや織物の染色にも利用された。
これを見て、思いました。
確かにインクの味だった、と。
あの毒々しさ。苦さ。たべものとは明らかに違う違和感な味。
インクですっきり腑に落ちました。
<参考資料>
新特産シリーズアボカド 農文教