秋田のおばあちゃんから

金曜日に秋田から届け物がきました。

おばあちゃんが作る野菜。


昨年の秋に稲刈りのお手伝いに行ったんだけど
その時私がかぼちゃばかり食べているのをおばあちゃんは見ていたらしく、
私はよほどかぼちゃが好き、とインプットされていたみたい。

さっそく今年一番のかぼちゃができたので、
かぼちゃをおくってあげるねーと電話があったのです。

期待して待っていたら
そのほかにも色々つめてくれて、野菜生活をしている身にはとてもうれしい

うちのおばあちゃんは13人兄弟の長女で小さいときから妹をおんぶしながら
畑にでて農作業のお手伝いをしていたそうです。

そして、おじいちゃんが若くしてリュウマチで全く働けなくなってしまってからも
おばあちゃんが農業で生計をたてていたそうです。

だからね、そこらへんの男より、すごく男らしい。
力も私なんかより全然強いし、力仕事どんここいって感じ。

農業ではほとんど知らないことはないんじゃないかと思うくらい
何でも知っています。

春は芽吹いた山菜のありかがすぐに分かるし、
夏は山をかきわけて冷たい湧き水をのみ、
秋は天候と相談して稲刈りのベストなタイミングを見極め
冬は雪に埋もれる前の保存食に余念がない。


おばあちゃんを見ていると、自然と一緒に生きているんだなーと思います。
秋田に行くと私ももっと自然児になります。

余計な事は考えず、余計な物はつけず、(化粧とかアクセサリーとか)
誰にもかっこつけることなく、体も心もほんとうに“素”になれるのです。

だから秋田が私は大好き。
いつかおばあちゃんの技を盗んで農業にのめりこみたいと
いつも思っています。