辛口&長文です


先日久しぶりにTVをつけたらNEWSで中高生の暴力が過去最大件数だったと言っていました。
それに対して各分野の専門家たちの分析は、
・不況のせいで家庭に安心できる場がない、
・生活が苦しくなり、そのストレスが子供にきている
・今の子供は1人っ子が多く、親に可愛がられすぎていて我慢をしらない
ということでした。
私から見たら、プラス食べものです、と言いたいです。

食の乱れが顕著です。
簡単に食を手に入れすぎていると感じます。
若者はファーストフードとお菓子が主食。
サラリーマンは牛丼とコンビニ弁当のローテーション。
スーパーには膨大な数の冷凍食品、レトルト食品。
(チンするだけでできる食品ってさぞやすばらしい先端技術を駆使していらっしゃるんでしょうね)

食事ってそういうものですか?
誰がいつどんなものを使って造った(←わざと)か分からないものを食べて大丈夫?
食材についてもあまり考えないでお買い物をしている人が本当に多すぎる。
スーパーで他人のかごの中身がちらっと見えたときぞっとします。私のかごは野菜とか果物とか。調理済のものといえば、豆腐とか豆乳くらい。そりゃあなたは暇だからできるんでしょーと言われるかもしれませんが、私はどんなに忙しくても、毒素を体に入れるような食事は絶対とりません。絶対です。
調理するのがめんどうな時は、そのまま食べれるものを買います。実際にはお腹がすいて料理できないときはとりあえずフルーツでお腹を満たします。今の時期は焼き芋もスーパーで売られているので、これも利用します。単品で食事を終わらすことは、日本の栄養学的にはよくないとされていますが、(バランスよくの概念からいうと)消化の面では最適です。ナチュラルハイジーンの考え方です。なので、1つずつの食材を食べていくという食べ方も私はよくします。

厳しくいわせてもらえば、食を管理できないのは、自分を粗末に扱っているのと同じです。
食事こそ自分の調子(=心と体)をデザインする一番確実・安全・低コストな手段です。


私から言わせれば、生活習慣病は『自己管理能力不足病』です。
これは自分にもいえることで、体が悪い方に変わると私はすごく深く反省します。
自分がいけない食生活をしたからだと分かるから。
ほんと自己責任だと思うので、その点では私は自分に厳しいです。
若い女性でも肌荒れしている人を見ると、これまた厳しいかもしれませんが、自分のせいだよ、肌なんていくらでもきれいになるのに、と思ってしまいます。今かごの中にあるものが明日の自分を創っているのよとおしえてあげたい。
私はチョコレート1つかうなら、りんご1個を買います。
りんごなら、食物繊維もビタミンもとれて、酵素もとれるのに、そのチャンスをチョコでつぶすなんてもったいないと考えるから。

どうやって食材を選んだらいいのか、
私は分かりやすい1つの助言ができます。
それが命のあるものかどうかです。


鉱物でできた化学調味料が使われた食品は命のパワーはありません。
肉や魚ははっきり言ってしまえば、死体です。
野菜は摘み取った瞬間から、衰え出しはしますが、実はまだ生きています。
その証拠に、野菜は生きていた状態で保存をしてあげれば、長持ちします。
(よく、大根や葱は立てて保存しましょう、と言いますね。)
葉っぱをつけたままにしておくと、葉っぱのほうに養分が摂られてしまいます。
これは、野菜はまだ生きていて、もう外からは得られない栄養を何とか自分の体内を巡らせて生き延びようとしている証です。

 

発芽したま豆や玄米を見ると、生きているパワーを目の当たりにすることができます。
生きたパワーの力をもっと信じて、普段の生活に取り入れていけば、
変な事件や暴力はずっと少なくなるのにと思うのです。
食べ物のことを真剣に考える機会がもっと増えてほしい増やさなければと改めて感じました。

(学校のカリキュラムで食に関する特別授業があればいいのに。
中学校や高校の先生で興味がある人方がいたら是非ご連絡ください。
近い将来、学校に話に行けたらいいな)