牛乳を飲まない理由が変わりました

今日はクリスマスですね。

ケーキを食べている人も多いかなと。

デコレーションケーキにはたっぷりの生クリーム。
バターケーキやタルトなら、バターが生地にもたっぷり。

私は乳製品をやめているので、ケーキも自分で作りました。


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生クリームの代わりにココナッツミルクと豆腐で作ったクリーム

卵でなく豆乳のたんぱく質で膨らませたノンオイルのスポンジでくるくるくるんで
ロールケーキ風にしました。

これが、自画自賛ですが、生クリームに負けない美味しさでした!
スポンジは油入れてもいいかなー。
これはこれで、美味しいけど。ちょっとホットケーキに近いかんじ。


さて、私が牛乳を飲まないのは、今までは自分本位な考えからでした。

●ホモケナイズされた牛乳は酸化した脂だから、

●牛乳の乳糖は人間が消化しにくいから、

●牛乳はホルモン剤をダイレクトに飲んでいるのと同じ、

●搾り金具からついた菌がうようよ。(牛乳は器械で搾られます)

体に良くないから、飲まない、という理由。


でも、分かっていたようで、分かっていなかった、牛乳の造られ方を知って、
牛さんがかわいそうでかわいそうで、乳製品を一切やめたいと思いました。

人間はなんて勝手で残酷なんだろう。

乳牛はなんであんなにおっぱいがでるのか。
本来牛さんが出すミルクは1日4,5L。
それを無理して45Lも搾り出すそうです。

そのためにお母さん牛は常に子供を妊娠させられます。
強制的に。受精させられて。
そして、自分が生んだ子供には1目もあわせられません。
乳牛は生まれてから死ぬまで1度も自分の子供を見ることはないそうです。
自分の子供のために出したミルクは1滴も自分の子供に飲ませてあげること
ができずに、私たちが飲むための牛乳になります。

そして、常に妊娠という環境で疲弊した母牛は5~6年でミルクが出なくなります。
そしたら、簡単に廃棄(食肉として)されます。
そのころには体はぼろぼろで、立てない牛、病気の牛は経費削減のために衰弱死させられます。

乳牛から生まれた子供(メス牛)も同じ運命です。
オスの牛は食肉用になります。しかも生後16週で食肉にされます。

これが私が知った乳製品の裏側です。
健全に余ったミルクだけを搾って、牧畜の経営をしている方もいるのかもしれないけれど、
私は都会に住んでいて、近くの農場を見に行って確認することができないので、
牛乳の製造に関して、確信できるものがありません。

 

私の中で、甘いミルクの香りは幸せの香りではなくなりました。
乳製品を見ると、母牛の悲しい顔が浮かんできます。
私ももう母親でもおかしくない年なので、母牛が子供に生涯会えないというのが
一番堪えました。何度考えても、どう考えても、悲しすぎて。

ミルク・バター・チーズがなくても、美味しいケーキ、沢山の料理を作って
広めていきたい。みんなが乳製品から離れられるように。
メリークリスマス。